戸建て住まいで洗濯が不便？それならベランダ階をリフォームして洗濯機置き場にしてみては？

戸建て住まいをしている方の中には、日頃から家事の不便さに困っているケースもあることでしょう。例えば洗濯をする際の動線もその1つ。

洗濯機置き場から洗濯物を干すベランダまで遠すぎて時間がかかったり、1階と2階を行き来するために身体に余計な負担がかかる等、洗濯で苦労している家庭も珍しくありません。このようなケースに直面したらできるだけ速やかにリフォームして、効率的な動線へ改善すべきです。

そのためにはまず日頃の洗濯パターンをよく把握することが大事。

家族の汚れた衣類はどこにまとめてあるのか、洗濯した後にはどこへ干すのか、さらに乾いた洗濯物をどこへ仕舞うのか等、動線の距離や作業の順序をしっかり分析した上で、自分の希望やニーズに合った理想的な間取りをリフォーム業者へ伝えましょう。

例えば1階の洗濯機置き場から洗濯物を干すために、2階のベランダへの移動で普段から苦労しているなら、できるだけベランダに近いゾーンをリフォームして、そこを洗濯機置き場にするのがベスト。これならば洗濯してからスピーディーに洗濯物を干すことが可能になります。

もちろん洗濯機置き場からベランダまでの距離も短く段差もなければ、身体への負担も圧倒的に軽減できるでしょう。

このリフォームでは、ベランダで干した洗濯物を取り込んだ後についても、十分に検討しなければなりません。例えばベランダから洗濯物を取り込んだ後は仕分けて畳む場所が必要ですし、衣類によってはアイロンをするカウンターも求められます。

さらに家族で共有しているタオルなどは、誰もがいつでも使いやすいように、専用の収納スペースが必要になるでしょう。また家族各自の衣類であっても、それぞれの部屋へ直ぐに収納するのでなければ、一時的に保管する場所も確保しなければなりません。



いずれにしても理想的なリフォームを実現するには、日頃の洗濯作業の流れや動線をトータルに見極めることが、最も重要なポイントになります。そこから逆算しながら、着実にリフォームを計画していくことが肝心でしょう。