開放感あるオープンキッチンへ

オープンキッチンとは、キッチンからリビングやダイニングが見られるキッチンのことです。
開放感があるためキッチンのリフォームとしても人気がありますが、リフォーム後に使いづらいと感じるケースも少なくないので、しっかりとメリット、デメリットを把握することが大切です。

オープンキッチンの魅力としては、家族とのコミュニケーションが取りやすいことが挙げられます。
クローズ型のキッチンでは会話をする時は背中越しになってしまいますが、オープンキッチンならリビングにいる家族の様子を見ながら会話が可能です。特に小さな子どもがいる家庭では、作業中でも子どもの様子を確認できるので安心でしょう。
顔を上げたときに壁がなく、間取り次第では窓の外も見ることができるので開放感を得られやすいのもメリットです。

デメリットとしてはキッチンが狭くなりやすいことが挙げられます。
クローズ型のキッチンよりも広いスペースを必要とするので、作業スペースや通路が狭くなり、使いづらくなってしまう可能性があります。
特に四方に壁がなく独立したアイランドキッチンは両側に通路が必要なので、十分なスペースがないと実現は難しいです。
また、料理中の臭いがリビングまで流れていってしまう問題もあるので注意してください。

オープンキッチンへリフォームする際には、収納スペースを意識することが大切です。
開放感がある分収納スペースが少なくなりやすいので、調理器具や食器をどのように仕舞うのかはしっかり考えておく必要があります。
通路の幅も重要です。特に複数人で料理をすることを考えているのなら、十分な幅を確保するようにしましょう。

2人で使用するのなら幅は125cmを目安にすると良いです。
臭いが気になるのなら壁をリフォームするのも良い方法です。漆喰や珪藻土といった素材は消臭、脱臭効果があるので適しています。